2024年2月ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)がレイオフを発表しました
このニュースは多くのエンジニアにとって衝撃的であり、多くのITメディアが取り上げていました
この記事では SIE のレイオフの内容から
凡人エンジニアである私が取るべき生存戦略について考えていきます
SIE のレイオフの内容
SIEは当社の人員に関するお知らせというタイトルでレイオフの発表を行いました
約900名(約8%)の人員削減を想定しており、コスト削減と効率化を目的とした組織再編の一環とされています
USの社員の皆さんに関しては、本件で影響を受ける方全員に対して本日通知が行われます。
UKでは、SIEから以下の内容を提案します。
・PlayStation StudiosのひとつであるLondon Studioの解散
・同じくPlayStation StudiosのひとつであるFirespriteでの人員削減
・UKのSIE全体で、さまざまな領域における人員削減
日本では、社員のSIE社外への転進に向けた「ネクストキャリアサポートプログラム」を提供します。詳細は別途案内します。
国による対応の違いから、アメリカと日本における雇用の文化的な違いが見られます
USでは労働市場の柔軟性が高く、解雇が比較的容易に行われる一方で
日本では正社員の解雇が法的にも社会的にも難しいからか、転職のサポートが行われるみたいです
中小 Sier への影響
大手企業のレイオフは、コストカットの一環として行われることが多く、これが中小のSier企業にも影響を及ぼします
特に、大手がコスト削減のために外注を減らしたり、内製化を進めたりする動きは中小のSierが受注する仕事の量を減少させる原因となります
近年は、大手企業でも内製化の動きが見られこの傾向はさらに強まっています
継続的学習、スキルセットの見直し
このような不安定な状況の中で、私のような凡人エンジニアが定年まで仕事にありつくには
継続的な学習とスキルセットの見直しが不可欠です
今ではクラウドに関する知識は当たり前になってしまいました
ChatGPT などの AI の台頭によりエンジニア間の知識量の差も意味がなくなってきています
そのため、技術的なスキルだけでなくチームビルディングやマネージメント
ビジネス要件をシステムに落とし込む設計に関する経験を磨くことが今後ますます重要になってくるとおもいます
ソフトスキルも同様に大切であり、コミュニケーション能力やチームワーク、問題解決能力なども重要です
これらのスキルは、職務経歴書や履歴書からは見えづらい能力ですがプロジェクトの成功に不可欠であり必要とされる能力と考えています
まとめ
SIEのレイオフは巡り巡ってすべてのエンジニアに影響するはずです
これを機に自己のスキルセットを見直しみてはどうでしょうか
会社に依存することなく自分のやりたい仕事をずっとできるように私も頑張ります!